11月11日、株式会社gene 代表取締役 張本浩平先生をお招きして、上記講習会を開催しました。
1.寄付金について
皆様の善意により集まった寄付金は
合計で 102,560円 でした。
（内訳）
参加費 2,000円 × 36名 = 72,000円
株式会社gene様 書籍販売売上 30,560円
参加された皆様および株式会社gene様、張本先生、この度は本会の趣旨にご賛同いただき、誠にありがとうございました。
皆様の首里城再建への想いを、OBS×UPDRAFTが責任を持って寄付させていただきます。
尚、今回張本先生は、講師料、交通費を一切お受け取りにならず、完全無償でご講演頂きました。 また先生は本会とは別に、沖縄タイムス社へ直接赴かれ、個人的に現金でのご寄付をしてくださいました。
ご多忙の中、わざわざ沖縄まで足を運んでくださり、心のこもったご寄付をいただき、沖縄県民として心より御礼申し上げます。
2.講演内容
今回のテーマは、
「これからの社会に必要とされるセラピストの資質 〜社会構造と臨床能力〜」 でした。
昨今、セラピストの将来性について様々な意見が飛び交う中、張本先生のお考えは、
これからの超高齢化社会において、 恐らく療法士の仕事は無くならないが、 間違いなく格差は拡がるだろう、ということでした。
その上で、何を大切にすべきか？という点においては、知識や技術とはまた違った、セラピストとしての本質、意志、スタンスといった、目に見えないものに関する考え方をご教授頂きました。
リハビリテーションとは何か？
生活とは何か？
人としての幸せとは何か？
これらはつかみどころが難しく、考える作業自体が大変なことですが、先生は真剣に向き合い、考え、ご自分の中で定義を見出して、私たちに教えてくださいました。
先生の会社の理念に”リハビリテーションを「かたち」にする”とありますように、これらを 言葉で「かたち(≒定義)」 にするということを、我々セラピストは避けてはいけないと感じました。
今回の講演内容を絶大なヒントにして、私たち自身も、足元にあるこれらを見つめ直し、自分なりに定義しようと努力することが、これからの社会に求められるセラピストになるために必要なことではないかと思いました。
また、人を幸せにするためには自分が幸せでないといけない、という前提のもと、セラピストは肉体的、精神的にも厳しい仕事であるため、休むときはしっかり休んで、自分の幸せを大切にしてくださいというメッセージをいただきました。
大変貴重なご講演を、完全無償で行なってくださった張本先生の偉大さに、心からの敬意と謝意を表します。
3.まとめ
今回の講演内容は、参加された皆様それぞれの心に響いたことと思います。
立場や環境は違えど、張本先生が教えてくださった、大切にすべきことをしっかり見つめるということを忘れず、セラピストとして、人として、皆様とともに前進していけたらと思います。
本会を開催するにあたって、急な交渉にもかかわらずご快諾いただいた株式会社geneの張本先生、加藤様、そして約1週間前の告知にもかかわらずお申し込みいただいた参加者の皆様に、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
追記
11月20日付けで、首里城再建支援チャリティー講習会の寄付金を沖縄タイムス社に寄付しました。
寄付金総額 ： 198,560円
寄付者 金額
東門渉太 2,000円
玉城潤 2,000円
仲地宗幸 2,000円
平井誠 2,000円
島袋啓 2,000円
星野宗勲 2,000円
池原匡 2,000円
平山陽介 2,000円
川端明子 2,000円
大湾喜史 2,000円
宮里由乃 2,000円
宮城康平 2,000円
津波古汐織 2,000円
仲本陽己乃 2,000円
金城一平 2,000円
照屋一樹 2,000円
黒島安将 2,000円
稲嶺秀一郎 2,000円
山里敬哉 2,000円
外間敬大 2,000円
新垣龍一 2,000円
外間紗知 2,000円
稲嶺海士 2,000円
國吉眞琴 2,000円
幸喜貴也 2,000円
松川英一 2,000円
山中基乃 2,000円
渡口愛子 2,000円
島袋公史 2,000円
武村奈美 2,000円
城間俊充 2,000円
新里光 2,000円
島袋雄樹 2,000円
石川絵奈美 2,000円
比嘉俊文 2,000円
高江洲昌太 2,000円
山城貴大 2,000円
富山郁美 2,000円
島袋みちる 2,000円
株式会社gene様書籍販売売上 30,560円
※連名記載の許可を頂いた上で掲載しております。
新聞には、文字数の制限上団体名とさせていただきました。ご了承下さい。
コメントを残す