「下肢装具療法の治療効果をより高いものにする為に」

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脳卒中患者に対する下肢装具といえば、短下肢・長下肢装具が一般的ですよね。これらは膝、足関節をサポートすることで立位や歩行能力の改善を促すことができます。

T-support

今回紹介するT-supportは、体幹機能をサポートできるベストと、ベストから膝下まで伸ばした弾性バンドという構造になっており、いたってシンプルです!!
ベストの締める強さや、弾性バンドの張り具合を変えることでサポート力に変化をつけることができ、体幹の安定性に加え、立脚期の支持性が上がり、遊脚期ではswingの補助をしてくれます。
実際に脳卒中の患者様でためすと、立脚中期~後期にかけての膝折れが軽減し、股関節伸展の制動が効くようになるため、非麻痺側のstep幅増加が即時的に得られます。
麻痺側立脚後期に股関節伸展がつくれたら、軽い力でswingがでる感覚を患者自身が経験することができるようになります。その後の反応もいいです!

T-supportは、宝塚リハビリテーション病院のPT中谷知生先生が考案したものです。Blogも大変勉強になりますよ。T-support関連の報告も沢山されていますので、興味ある方は調べてみてください♪

T-Support | 製品詳細 | 製品・サポート | パシフィックサプライ株式会社
www.p-supply.co.jp

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